スウェーデン スモーランド地方のカルマル(Kalmar)とヴェクショー(Växjö)とを結ぶ国道25号線を走ると、目の前には、深緑色の森や放牧地、小さな町、古い民家、湖に囲まれた自然豊かな景色が広がります。
ヴェクショー(Växjö)は有名なガラス工房が集まる町で、18世紀からガラス産業が栄えたこの地帯は「GLASRIKET ・グラスリーケット(ガラスの王国)」と呼ばれるようになりました。
ガラスの王国には大小・15前後のガラス工場が集まっており、その中の代表格として1724年創業のコスタ ボダ(KOSTA BODA)と1898年創業のオレフォス(Orrefors)があります。
時代の変化と共に、困難な時期も乗り越えて、今なお革新的なガラス生産の技術を追い求め素敵な商品と夢を、専属デザイナーと300年近くに渡り15代以上に受け継がれているガラス吹き職人の技術で、世の中に送り続けております。
※「職人」と呼べる技術が身につくまでに少なくとも10〜15年はかかると言われています。 エレガントで美しい光沢を備えたシャトーは、時代を超えて世界中で一番愛されている定番シリーズです。 CONTRASTをつくる過程のプロセスには、遠心分離の技術を使用して作成されていて、 ガラスの塊の中に多数の棒状の色を同時に流し込みガラス本体にベールのような薄いカラーリングと絵の具を落としたようなデザイン性のあるパターンを生み出す濃色のカラーリングを作成するのが特徴です。 その独特の手法が、ボウルやプレートを彩ります。
「Four elements」は万物の根源となる土、空気、火、水と人間との関わりを表現しています。 日本に足を運び、民藝運動の影響も受けたGoran Warffの本作品はクリスタルの持つすっきりした透明感とガラスに色を落とし、光の反射を楽しむクリスタルガラスならではの特徴を反映した作品になっています。 バーティル・ヴァリーンによるアースは地球と人とのかかわりを表現しています。それぞれタイトルに対して特徴的な家のモチーフとメッセージを持っています。 Paradiso(パラディソ)は、Gunnel Sahlinの代表的なシリーズで、 美味しい甘い果実は永遠に続く‥という思いをクリスタルで表現した夢のようなシリーズです。 ステムに伸びる黒い滴が特徴の新シリーズは、エッジの効いたシャープなデザインで、洗練された都会的なイメージ。グラスそれぞれの用途は特定せず、フルート型はシャンパン、スパークリングワインはもちろん、炭酸水やジュースなどにもお使いいただけます。 薄すぎず、厚すぎずな飲み口も飲み物を美味しく感じさせてくれます。 「ノーベル」シリーズは、かの有名なノーベル賞の90周年記念にデザインされた作品です。スウェーデンで毎年開催されるノーベル賞授賞式の晩餐会で使用されています。優しく波打つグリーンのステムが華やかにテーブルを彩ります。
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