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心地よい暮らしを彩る隠れた名品 Vol.14




職人のアイデアと技術で生まれた美しいデザイン
「クラスボルス」 Ormbunke キッチンタオル



クラスボルスは1920年にスウェーデンとノルウェーの国境近くに位置するKlassbolという人口800人の小さな町で誕生し、今もピュアリネンを織り続けている数少ない織物工房のひとつです。



Ormbunkeのデザインは、そんな歴史ある工房で働いている1人の男性、Carl-Erik(カール・エリック)によるもの。 もともと織物のデザイナーではなく、クラスボルスの工房で10年以上、織工として働いており、趣味で自由な時間は写真家として活動しています。

仕事でリネン織物に触れながら、クラスボルスの素晴らしさを感じていた彼は、自分なりのパターン・デザインを考えたら楽しいだろうなと、日々思いを巡らせていました。 彼の人生の一部とも言える写真から『織物にその写真を投影できないだろうか』という想いが生まれ、『クラスボルスの技術があれば、まるで写真のように、生地にも自然の素晴らしさを細部まで表現し映し出すことが、出来る!』と、自然の素晴らしさをデザインに取り入れるというアイデアが浮かびました。


彼は自然の中でも、スウェーデンの森の中で、当たり前にいつもそこにあり、一年中、森を守り、いろいろな表情を魅せてくれる「シダ」という植物を愛しています。シダ植物は、胞子で増えていき、花が咲いて種ができないのが特徴です。

また、その葉っぱには特徴があって、茎にそって直接曲面状の小さな葉が数多く連なって付いています。 その葉の形もギザギザと波を打っていて、立体感があったり複雑で不思議な形をしています。


スウェーデンの森のなかで、時には凍りつくような冬の顔を見せたり、 夏には、水辺で美しくキラキラと輝く緑色のシダ植物もある、そんな魅力ある植物です。

彼はこう語りました。

「夏のある日、クラスボルス工房の窓の外に、美しいシダの絨毯が見えました。インテリアデザインにおける自然は非常に人気があるので、これは、パターンとして使えるのではないかと思いました。

ある日、私はいくつかの美しいシダを探し、自宅のガレージに持ち込みました。かなりの数の写真を撮り、それらを画像プログラムで白黒の完全なグラフィック画像に変換しました。 それをもとにパターンデザインを作り、クラスボルスの代表に提案しました。彼はそのデザインを、面白いアイデアだと非常に気に入り、商品として採用されました。」

ーCarl-Erik(カール・エリック)


クラスボルスの職人の技術とアイデア・デザインが融合した、どこか懐かしいけれど洗練された素晴らしいデザインです。 「シダ」の魅力ある自然の美しさ、お楽しみください。

「シダ」のデザインが最も美しく感じられる Umbreached(無漂白)black(黒)green(緑)の3色展開です。






キッチンタオルは50×70cmのサイズで上質な麻を織り厚みもあるタイプです。食器拭きとしてはもちろん、大判のプレースマットやテーブルセンターにしたり、バスケットにかけたりと多用途にお使い頂けます。

麻素材なのでお洗濯にも強く、乾きも早いのでおもてなし用のタオルとしてもお使いいただけます。使い込むほど良さを感じて頂けるリネンです。 長い年月、使い込むほどの良さを感じていただけるキッチンタオルです。





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