エレノア・プリチャード

ブランケット

エレノア プリチャードのブランケットはどの柄もすべてリバーシブルで使えるようにデザインしています。 その多くのブランケットには 2 つの異なる顔があり、どちらの面も新しい表情を楽しむことができます。 そんな拘りの詰まったアイテムをご紹介します。

「Tuulevurr」のブランケットももちろん、リバーシブルになっています。
一方の面は伝統的な藍染めの織物を思わせる「深い藍色/midnight blue」と もう一方の面は温かみのあるヴィンテージの生成リネンのような「オートミール色」で織られています。 両面の色のトーンの組み合わせが心地よさと安心感を与える落ち着いたカラーで、 どんな場所でも使いやすく、贈り物にも選ばれる事が多いデザインです。

このブランケットにも使われているmidnight blueはエレノアプリチャードが好んで使用している色です。それは、まるで深いインクのような藍色・デニムのような深い青・深い海の色のような青です。
「Tuulevurr」 はモダンでいて、どこな懐かしさも感じられるデザインです。

模様のそれぞれの線が一本ずつで表現されているので、最古の染め織りの技術とされているインドネシアのイカット生地のようにも見えます。

Tuulevurr という名前は、エストニア語の「風車」に由来しています。

そのパターンは、ダイナミックに、規則的に、連続的に回転していて、それは風車のように絶え間なく動いていて、それでいて心地よさを感じさせるデザインです。

Tuulevurr のパターンは、長さが異なる細い線の繰り返しで、動的に連なる三角形をつくっているかのようです。

また、拘りの要素はもうひとつ。
このブランケットの生地の端に赤褐色のラインをつけたこと。

彼女のブランケットは全て平織りのリバーシブルなので、製作上、裾のステッチ部分をどのように仕上げるか、課題でした。 端を折り畳み厚みを出さない代わりに、可能な限り目立たない生地の耳の端を見せたままのスマートなデザインにしました。

これは彼女のこだわりであり、生地の端にある耳部分は、 通常、衣服や完成品には現れませんが、敢えてデザインとして表現されています。それは工房で織ったサンプル作成のときに生まれた、一番端の縦糸を赤褐色で織り仕上げるというアイデアが形になりました。

さらにブランケットの角に小さなイニシャルステッチ「ep」を施すことでどちらからみても、どちらも表でもなく裏でもないことを強調しています。 このステッチは、彼女が集めている鋏(ハサミ)にも見えます。 製作に必要な鋏(ハサミ)、古道具のデザインを大切にし、使い続けているエレノアプリチャードの人柄まで伝わってくるようです。

エレノア プリチャード Tuulevurr
ブランケット ブルー 200ｘ170cm　＞

サワードゥをご存知ですか？

サワードゥは、最も古くからある発酵方法の1つです。
最古のサワードゥパンは、約5700年前と言われており、その後ヨーロッパで広まり、主にドイツやヨーロッパで人気です。

サワードゥは、小麦粉やライ麦粉に水を混ぜ合わせて、自然発酵させた「天然酵母」のことを言います。 これを元種にしてパンやライ麦パンをつくります。
サワードゥでつくったパンは、粉の風味を強く感じられ、ほんのりとした酸味もあり、かみしめるほどに美味しい幸せなパンが出来上がります。

種おこしから始まって、ゆっくりと寝かせて発酵させる、のんびりじっくりとした手づくりが楽しめるのが魅力のサワードゥ。

エレノアプリチャードは、このサワードゥパンが大のお気に入り。
大好きな天然酵母パン＝サワードゥパンにちなんで、「sourdough」をデザインしました。

優しい色使いのライトグレーに黄色のステッチがアクセントになっていて、酵母と麦の穂をイメージしているようです。

ライトグレーに同色でステッチをしシンプルに仕上げたアイテムもございます。
どちらも細い線のグリッドパターンで仕上げられています。

ソファでのブランケットとしては勿論、ソファカバーやベッドのフットカバーとしてお楽しみください。

エレノア プリチャード Sourdough
ブランケット グレー＆イエロー210ｘ160cm　＞

合わせてちょっと横長のサイズ（40×60�p）のクッションも入荷してきました。※中材込です。 こちらは、ソファの背もたれの場所に程よくちょうど良いサイズです。あるととても安心するサイズ。お手持ちのクッションと合わせていかがですか。

エレノア プリチャード Sourdough
クッション ホワイト 40ｘ60cm　＞

北欧家具とも相性の良い、隅々まで拘り抜いた彼女ならではの世界観、お楽しみください。